昨日はなんだか湿っぽい空気でしたね。来週には梅雨入りするとかしないとか。6月っていうのはなんともいえない月ですね。うん。なんともいえない。雨ばっか降るし湿っぽいし。だからみんな家に閉じこもって音楽ばっかり聴けばいいんですよ。そんで日本でシューゲイザーが大流行すんの。6月はきっと音楽を聴くに適した月だ。
もっとCDを聴かなくちゃ、最近そう思う。聴かなくちゃっていうのは何か課せられてるみたいでちょっと重いな。よし、訂正。もっとCDを聴くようにしよう。世の中にはどうやら僕の知らないたくさんのいい音楽があるみたいだからね。
朝にGLASSJAW。悪くない。もう解散したけどスクリーモの金字塔的バンド。
全員ブチ切れ。
中学生みたいな、中学生のときみたいな、
“ドキドキ”が欲しい。
なんて、 恥ずかしいことを最近思う。 別に今に不満があるわけじゃあないけれど、むしろ、今の方がよっぽど幸せで満足してるんだけれど、
中学生に戻りたいような。
あの頃欲しくてたまらなかったギターも持ってて、あの頃やりたくてたまらなかったバンドもやってて、自由なお金もほどほどにあって、好きなことを好きなだけできるのに、
…うーん。
考えてみれば…なんと言うか僕はもう、
些細なことにも“ドキドキ”するという気持ちをなくしてしまったのではないかと。
ギターを弾けば「ジャーン!」と鳴るだけで昂った気持ちも、目を閉じれば大勢の観客の前でライブをするカリスマミュージシャンになれる妄想も、好きな女の子と少し喋っただけで1日ハッピーになれた気持ちも、道端でエロ本を拾うあの感動も、
もうなくなってしまったんだなぁ…。
…と、
ふと帰りの車の中で考えてしまった。
「何だかなぁ。」
おもむろにパソコンに向かいitunesを起動。プレイリストからなぜかATARISを選ぶ。特別な理由は特にない。頭文字がAだから目についただけのこと。CDを買ったのは高校3年かそこらへんだったと思う。や、もう少し前かな? とにかく今聴くとなんとも甘酸っぱい。そういやこれ聴きながら電車に揺られて通学してたっけ。i-podとか全然普及してない時代で僕らはまだCDプレーヤーで聴いてた。CDも誇らしげに飾ってた。今じゃ僕のCDたちはベッドの下で眠ってる。だんだん何が言いたいのかわからなくなってきたな。いつもそうだ。ただ、圧縮された音楽ファイルとCDとでは音質うんぬんじゃなく、なにか大切なものが決定的に違うってのは感じてる。ちょうどレコードとカセット、カセットとCDみたいに。一つだけ言えることは、僕は昔の方がはるかにCD一枚一枚に愛着を感じてたような気がする。だけど
それでも人は何かを失くし、または壊し、便利さを求めるのだろう...