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石炭で動く

福岡県久留米市より、 寂しさを掻き鳴らすロックバンド。

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この街の偶然

作詞:中村太一
作曲:松本雅朗

思えば歩いた 冬の道路二人
思いは褪せたと 歩く道路一人

天才になれたけど孤独そうでやめた
言葉と溜め息 マフラーの中に

両手でつかんだ大事なものは
電車が横切るその瞬間なくした

いつから僕は一人
いつから一人
いつかの二人跡形もないな

倒した補助席で
誰かの隣
誰かの隣いてもいいかな

伝えた言葉たち
君宛てに
僕宛てに
言い聞かすように

強さを得るとき
やさしさは
一つずつ
手離していく

手離していく

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バル

作詞:中村太一
作曲:松本雅朗

先週は雨を降らして
来週の空つくった

前輪でよけた昆虫も
後輪で轢きつぶした

生まれた日
祝った
僕は息
ふきかけた

手前から
消えてく
人の命

世界で泣いた
あの子が泣いた
あの子の子は
生まれて泣いた

さよなら君が
網戸にまだ
とまって消えない

世界はただ
誰かの庭
鎖骨の中の水たまりは
乾いてない乾いてない

もうすぐ

討論を終えて疲れて
僕ら夜をむかえた

濡れた車輪まわって
世界を轢きつぶした

僕の手ひいた
必要とした
地面の下
世界がひいた

地面の上
ビルから飛んだ
裏切り やめない

ゆりかごから
墓場の下
すべてのことは昨日のようだ
昨日じゃない昨日じゃない

朝の微熱

作詞:中村太一
作曲:松本雅朗

いっせいに 歩いて
赤に 変わって
雨のせい 泣いて
青に 変わってる

体温計 はさんで
予報通りの朝で
思い出して もういないって
そう言いきかして

舞う 空中へ
透明の傘
黒い 斜線に
落ちて踊る

歩道向かう僕
車道で死んでる 

まわる 落ちる
街の底 
ツバと まじる
アスファルト 
濡れる 笑う
傘置場 
空の上の夏

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