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石炭で動く

福岡県久留米市より、 寂しさを掻き鳴らすロックバンド。

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失意のドンドコ

最近の松本は元気がない。僕もない。みんなない。ラゾオはいつもよりお茶を飲んでいる。ハジメさんは眉間にシワをよせている。だから昨日はみんな元気を出そうと元気って曲を作った。カラ元気だった。30秒で終わった。




最近は練習が終わったら一人で意味もなくドンキホーテに行くのが好きだ。でっかいベースを背中に担いで。ギャルとかヤンキーとかに冷たい目で見られながら。そう、ドンキホーテは商品いっぱいで通路が狭いからベース担いで歩くとすれちがうときすごく嫌そうな目でにらまれる。ケツにココルルって書いた人達ににらまれる。バンドをすると嫌われる。ココルルはここにいる。


楽器を始めてすぐのときは大きなベースを持って街を歩くのがなんかかっこいい気してた。自分、音楽してますーてのがなんかかっこいい気してた。最近はすごく重たいです。別に恥ずかしくはないけど(恥ずかしくなっちゃダメだ!)。やつは重たいです。肩こります。ラクロスで使う網のやつ。名前しらんけど。あれやったらいいのに。軽いし、なんか爽やかやし。食パンくわえたくなっちゃう。



13日のライブで音源出せそうです。ちょっとした悲しい気持ちとか劣等感から出てくる音。ドンドコドン。大きな音。ドンドンドン。あのペンギンの名は確か、ドンペンくんだ。









中村太一(ドンシャリ)



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